高齢者にADL評価を行うこと
- 康弘 若菜

- 9 分前
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高齢者の日常生活機能を見極めることは外来、入院、施設入所等において必須の評価法となっています。フレイル予防を課題としたこのサイトでも、フレイルによる生活機能への影響の程度を測定しスクリーニングを行うことができるため、その考え方を知っておく必要があります。高齢者総合機能評価(CGA)を行う場面では、基本チェックリストに加えていくつかのADL評価法が推奨されています。

<ADL評価がなぜ臨床で重要なのか>
・高齢者の生活の自立度を客観的に把握することができる
・経時的な変化を見ることで治療効果を客観的にみることができる
・多職種で連携するうえで共通資料となる
・介護負担の変化を見ることで必要となる支援が分かる
・転倒・入院・フレイルなどのリスク評価となる
高齢者総合機能評価(CGA)に基づく診療・ケアガイドライン2024によれば重要性について、研究報告例がまだ少ないためエビデンスがあるとは言えないようですが、強く推奨されています。
<ADLに関するCGAツール>
1.基本的ADL(Basic Activity of Daily Living:BADL)
・Barthel Index
世界的に用いられ、医療や介護の現場などで現在のBADLを把握することを目的に広く活用されています。
2.手段的ADL(Instrumental Activity of Daily Living:IADL)
IADLはBADLの次の段階を指し、複雑な日常生活動作を示します。
・Lawton's IADL
・老研式活動能力指標
これらの詳細については、公益財団法人)長寿科学振興財団のサイトをぜひご参照ください。
<高齢者の地域ケアとのつながり>
・高齢者自身が理解しやすい内容である
・フレイルを判断するスクリーニング指標の一つとして
・口腔機能との関連が説明しやすい
・フレイル予防周知のための資料として使いやすい
当サイトの目指す地域高齢者のフレイル予防のための活動でも、ADLを評価することは意義のあることと考えられます。
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