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通院率の推移が意味するところ

執筆者の写真: 康弘 若菜
康弘 若菜
6 日前
読了時間: 2分

 


 高齢化が進み多くの国民が、受ける側もしくは施す側であっても介護を経験するであろう現代、「健康で自立した日常生活を送ることのできる期間」とした健康寿命の概念が浸透しつつあります。

 いくつになっても誰に頼ることのない自立した生活を送りたいと願うのは、高齢者だけではなく中間年齢層にまで広がりつつあるのではないかというデータを見つけました。




 



国民生活基礎調査より抜粋されたデータですが、その特徴をいくつか列記いたします。


・高齢者の比率が上昇しているため年齢計の通院率は上昇

・年齢階級別ではいわゆる中年以降で通院率は上昇しその開きは大きくなっている

・別記事ではあるが入院受診率が低下するにつれ外来受診率は年々上昇している

・高血圧や歯科疾患による通院率も高くなっている

・1992年から2025年の間では中高年と高齢者で通院率の開きが大きい



 サイトの制作者である統計学者の本川裕先生は、記事の中で通院率の推移が意味するところを、以下のように考察されています。


1.かかりつけ医と大病院の機能分担が進み近医へ通院する機会が増えたのではないか

2.中高年・高齢者の生活変化とくに就労高齢者が増えていること


 とくに2番目に書かれている社会生活の変化は、データに大きな特徴として表れていると思います。一言で言えば元気なお年寄りが増えつつあり、健康に対する意識が高まってきたと言えます。このことは本川先生も考察されており、平均寿命が延びることが全てでなく健康寿命を延ばすことこそ、望ましい超高齢化社会を生きる目標であることをデータが示していると思います。


 
 
 

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